最近では、クリーニングのみ希望の患者様が増えています。これはとてもよいことで、クリーニングすることで、歯周病予防や虫歯の発見に?がります。保険内で行えますので、ぜひお電話ください。

歯が痛いということは、神経まで深く虫歯があったり、膿みがたまっていたりする場合があります。痛み出した歯を治療するために麻酔をする際、通常よりも麻酔が効きにくいことがあります。さらに治療回数も長くなることがあるので、歯が痛くなる前の治療がよいです。ただし、虫歯があるなどご自身ではご確認出来ないと思います。そこで、当院は定期検診(リコール)に力をいれ、早期発見・早期治療を心がけております。

虫歯の治療の途中で中断してそのままにしてしまうことは一番危険なことです。仮のふたなどをしている場合は、しっかりしたものではないので長期間そのままにしておくと新たに虫歯になってしまったり、根っこにバイ菌が入り、痛みや腫れを起こすことがあります。抜歯の可能性も出てくる場合がありますので、すぐにお電話いただき予約をお取りください。

このような相談の電話がよくあります。子供さんは、見慣れない器具や音、消毒のにおいに恐怖心を持ちます。そのため、泣いてしまうのは仕方ありません。
ですが、泣くからといって虫歯をそのままにしておくと悪化し、さらにい状態になります。
当院はスタッフが多く、小児歯科専門医も在籍していますので、治療困難のお子様でも十分対応出来ます。
また、始めは怖くて泣いていたお子様も、必ず一人で診察室に入れるようになります。その日まで、当院は根気強く治療していきます。

歯を自然に白くしたい方には、まずはお口の中のクリーニングをお勧めします。定期的なクリーニング(PMTC)によって、茶渋などの普段の歯磨きでは落とせない汚れを、徹底的にお掃除し、歯本来の白さを取り戻します。もっと白くしたい方には、ご家庭で出来るホワイトニングをお勧めしております。使用方法や、効果は個人差がございますので、お気軽にご相談ください。また、新しく差し歯や詰め物をする場合や、やり直す必要がある場合も、患者様と色調をご相談しながら治療してまいります。

誰かと会話をしていて、相手の口臭が気になった経験はないでしょうか。そんな時「口臭がありますよ」とも言えず、逆に「もしかしたら自分もあるんじゃ・・・」と心配になります。自分でなかなか分からないのが口臭。その結果、口臭がないのに悩んでしまうこともあります。生きている限りある程度は誰にでもあるもので、原因は4つ考えられます。

1、生理的口臭:
起床時・空腹時そして精神的ストレスのかかった緊張時には、唾液の分泌が減少し、そのために起こる口臭です。

2、 飲食物・嗜好品による口臭:
ニンニクを食べたり、お酒を飲んだ時などの口臭で、一時的なものです。

3、病的な口臭:
歯周病・むし歯・舌苔などの歯科的なもの、消化器・呼吸器などの内科的なものや、耳鼻科的なものなど、病気が原因の口臭です。

4、心因性の口臭:
口臭がないのに自分の口は臭うと思い込んで、悩んでしまうというものです。内科や耳鼻科の重篤な疾患が原因となることもありますが、口臭の原因の80%以上は、お口の中にあるといわれています。口の中の細菌が食べかすや剥がれた口の中の細胞を分解するときに発生するガスが、生理的口臭として臭うわけです。しかし、歯周病やむし歯、不潔な義歯、過剰な舌苔があると、このガスが強烈となり病的な口臭となってしまい、会話をしていても口臭が気にかかるようになります。

これが、口臭の典型的パターンといえます。

口臭を防ぐには、食事を抜いたりせずに良く噛んでしっかりと食べること。食後には必ずブラッシングをすること。また、朝のブラッシング時に、舌苔を落とす舌のケアも効果的です。

フッ素は直接歯のエナメル質に作用して、フルオロアバタイトという非常に酸に対して抵抗力のある物質を作り、また歯の再石灰化を促進させます。さらに、口腔内にも作用し、適量なフッ素が存在するとミュータンス菌の活動を抑制して、細菌の持つ酸産生能力を抑えます。この2つの作用で、フッ素はむし歯予防に非常に有効です。フッ素に対する体への害を心配されている方もいるようですが、フッ素は自然界に広く分布していて、海産物などの食品に含まれていますし、むし歯予防に使われる範囲ではまったく害はありません。

フッ化物を用いてむし歯予防する方法として、フッ素洗口(フッ化物溶液でブクブクうがいをする方法)、歯科医院でのフッ化物塗布の2つが主にあげられます。フッ素洗口は、方法の簡便さ、安全性、高い予防効果などから、保育所、幼稚園、小・中学校で行われているむし歯予防方法です。また、自分でも行える方法であり、費用も安価でむし歯予防の大きな効果が期待できます。

フッ化物塗布は、歯医者さんや歯科衛生士さんにフッ化物を塗布してもらう方法です。年に数回、定期的に塗る必要があります。生えたての乳歯や永久歯に対して特に効果的で、4歳から中学校卒業の15歳まで継続実施することによってむし歯の予防に大きな効果を発揮します。
しかし、フッ化物を塗ったからといって歯磨きが手抜きになっては逆効果です。定期歯科健診と、正しいブラッシングを忘れずに実施してください。